お客様を理解する
私はアパレルの仕事をけっこう長くやっているのですが、仕事を通して私流の接客術というものも出来上がってきています。
自分の中での良いと思える接客ができると、お客様にも良い時間を過ごしてもらえたなと、私自身も嬉しくなってこれからの仕事にも良い影響があると思っています。
お客様を理解するという事
私流の接客術として一番大切に思っているのは、お客様の気持ちを理解するようにするというものです。
接客の中ではお客様とコミュニケーションを取る事になりますが、こちらから一方的に伝えたい事を伝えていたり、お勧めしたい商品を紹介していてもそれがどのお客様にも当てはまる訳ではありません。
なので、お客様に合わせた提案を常にしていくためには、お客様の気持ちをしっかりと理解していく事が大切だと思っています。
私も接客を他のお店で受ける事があります。
他のブランドのショップに行ったときや家電量販店に行った時などにはスタッフの方からの接客をチェックしています。
ちょっと嫌なお客様かもしれないですね。
ですが、こうした接客を受けていると、私が欲しいと思っているものや商品の内容についてあまり確認せずに、これが良いですよと一方的にお勧めされる事があります。
もちろんそれだダントツで良いという事もありますが、時にはスタッフの方が商品を売りたいだけではと感じてしまう事もあるので、そうした接客に自分もなっていないかは気を付けようと思っています。
お客様の気持ちを理解する方法についてですが、これは、理解しようと意識しながら会話をしていく事だと思っています。
お客様も、私がお客様の事をもっと理解したい、よりお客様のために良い提案をしたいからお客様の事を知りたいと思いながら接客をしているのが伝わるのか、自然と色々な希望を話してくれる事もよくあります。
理解しようとしているから、それに応えてくれるのかなと思います。
最初から自分の事をべらべらと話すお客様はあまりいないので、私の方が知りたいという姿勢を伝えていく事が大切だなと思います。
言ってしまえば私の接客術はこれだけで、他はもちろん色々な細かな気をつける事はありますが、基本はお客様を理解する事だと思っています。
意識一つで誰でもできる事だと思うので、お客様に一方的な接客をしてしまっていたという方はぜひ参考にしてみて欲しいと思います。
笑顔も大切
また、接客の際にもう一つ大切な事として挙げるなら笑顔ですね。
やっぱり明るく楽しそうな雰囲気の店員さんからお客様も買いたいと思うはずです。
なので、私も家を出る前に笑顔のチェックなどもしています。
これもチェックするだけで、一日の表情に差が出てくると思います。