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アパレル店員のヘアスタイルって気になる?

アパレル店員はヘアスタイルにも気を使っています

アパレル店員は服装にお金をかけていると思っている方も多いと思いますが、実はヘアスタイルにもかなり手をかけているのはご存じでしたでしょうか?
店頭に立つアパレル店員はお店の顔です。看板みたいなものなので、ブランドイメージを意識した髪型や、清潔感、最新のトレンドなども取り入れています。
一般的に美容室へ通う頻度は2か月から3か月ペースでメンテナンスされるのが平均的ですが、アパレル店員は月1回から2か月に1回以上のお手入れをしています。カラーが伸びてきてプリンみたいになっていたらブランドイメージに良くありませんよね。そのため、こまめにお手入れしているアパレル店員は、ヘアスタイルのキレイな人が多い傾向にありますよ。

アパレル店員の髪色・ヘアアレンジ

ヘアスタイルを意識しますが、やっぱりメインは服なので、奇抜な髪色や髪型にして目立ちすぎないように気をつけています。
私のお店はコンセプトが普通なので、一般的にキレイめな雰囲気を意識した髪型にしていますよ。友達のお店は少しロック調なので、編み込みを入れたり、赤色のエクステをつけていたり、コンセプトによってお店のカラーをワンポイントにすることも。その分、メンテナンスやヘアケアにも時間やお金がかかるようなので、いろんな髪型ができて楽しい反面、いろいろ大変です。

普段、お店で仕事をしていると、雨の日にはくせ毛がうねって膨張してしまったり、乾燥しているときは毛先がパリパリになってしまったり、日ごろからケアはしていてもスタイルが崩れてしまうことがあります。
そういうときは、休憩の時間にお手洗いでササッと調整。スタイリング剤を使って整え直したり、バックルームに持ち込んだアイロンで伸ばしたりしています。崩れたままにしてしまうと清潔感にかけてしまうので、雨の日や忙しいときほどヘアスタイルに気をつけていますよ。崩れにくくするために、巻いた髪はムースで軽く整えたあとに、しっかりスプレーしておきます。やり過ぎると固まってしまって不自然なため、やり過ぎの線引きが難しいところです。
オフィスワークや飲食店にはアイロンやスタイリング剤を持ち込みにくいかもしれませんが、最近で持ち運びしやすいアイロンもありますので、休憩のタイミングでこまめに調整してみてはいかがでしょうか?

髪色・髪型はどこまでOK?友達の店との違いも

お店によっては、「暗めな髪色」という指定をされるお店もあるみたいですが、私のお店は重くなりすぎないような明るさがいいと言われます。ルールとして設けられているお店もあるようで、カラーレベルの7以上はNGなどの細かい設定があるそうです。カラーはお店の独自ルールがありますが、ヘアセットを指定されるお店もあります。ゴージャスお姉さん系のお店では巻き髪必須というところも。ほかにも毎月の季節イベントに合わせて、ヘアアレンジを指定されるお店もあるそう。ヘアアレンジが好きな方にはイイと思いますが私はあまりヘアセットが得意ではないので、こういった指定が多いと少し心配です。みんな指示通りやっていくうちにヘアスタイルの引き出しが増えたり、スキルやクオリティが上がってきたりしている!というポジティブな意見も多いので、やっていると楽しくなってくるかもしれませんね!

髪のセットにかかる時間は、ズバリ10~15分!

手の込んだヘアセットをしようと思ったらもっと時間がかかると思いますが、寝ぐせやハネを直してから、全体の髪を巻いていくと10分程度かかります。簡単なポニーテールにするときは毛先をランダムに巻いてから束ねてしまうので全体を巻くより早いですよ。
アパレルの友達の中には、10分もかけない子が意外にもたくさんいます。普段のケアがしっかり行き届いているため、寝ぐせがついてしまったところの調整と、ブラッシングだけで終了という子も。ホントに秒で終わってしまいます。メイクに時間をかけている分、ヘアセットは簡単に整えてカチューシャやワンポイントのついたピンで崩れないように止めておくだけなのでとても楽そうです。ただ、これは毎晩のケアや毎月の重点ケアのおかげなので、日ごろから継続してヘアケアしていれば、朝は簡単にスタイリングできるようになっていきますよ。

私は普段より少しアレンジしたセットをしたいときは、ゆるお団子やハーフアップ、くるりんぱを使っています。
慣れるまでは半分作ったあと気に入らなくてほどく作業の繰り返しで、長いときは30分~1時間くらいかかったこともありますよ。今では10~15分程度でできるようになりましたが、今でも失敗することはしばしば。
ゆるふわなスタイルにすると崩れやすいので、内ピンをしっかりと止めなくてはいけませんが、外れてしまうことも多かったです。止める向きが毛の流れに沿っているほうが崩れにくいのですが、逆手で見えないところの作業をすると、頭では分かっていても手が上手く動かないこともありました。
慣れるまではスマホのカメラで頭の見えないところを動画に撮って、どんな感じになっているかをチェックするのがおすすめ。想像とは違う動きをしているのをみてから改めてヘアセットしていくと上手くいくことも。
毎日練習していたらコツをつかんでいけますので、最初は時間がかかってもあきらめずに続けることがポイント。徐々に時間が短くなっていって、10~15分くらいで整えられるようになりますよ。

スタイルアレンジの紹介

普段私が10~15分で作っているヘアスタイルを紹介します。
簡単にできて、崩れにくいので、お仕事でも学校でも使えると思いますよ。是非参考にしてみてくださいね!

みつ編みで作るふんわりまとめ髪

最初は全体をランダムに巻いておきます。ムースで巻き髪が崩れないようにしておきましょう。
前髪からサイドくらいの髪を残した状態で、うしろの髪を一つにまとめます。ここをみつ編みにしていきます。最後までみつ編みができたらゴムでとめて、みつ編み部分の毛束を出して少しほぐしておくのがポイントです。
毛先から結び目に向かって上向きに転がすような形で巻いてお団子状にしていきます。結び目のところまで来たらみつ編み部分をピンで固定。軽くピンを止めた状態でゆるふわに毛束をほぐしておきましょう。
サイドの左側を外巻き(上方面)にねじりながらうしろの結んだ団子のところへもっていき、結び目の上から下へ向けて巻きつけるように止めます。右側も同様に外巻きをしながら上から下へ巻きつけたら、毛束を出して全体を整えていきましょう。ふんわりした状態ができあがってからもう一度ピンで固定して、その上からスプレーで崩れないように全体を固めます。
慣れれば10分でできるまとめ髪。お団子のところにバレッタをつけるとワンポイントでかわいいですよ。

アナ雪風編みおろしヘア

エルサの髪型のような編みおろしヘアが簡単でおすすめです。このヘアスタイルは長いほうがかわいく見えるので、ロングの方は必見!
まず、ハーフアップで上半分の髪をくるりんぱして少し毛束をほぐしておきます。くるりんぱの先と残りの髪をセンターで分けた左右の髪でみつ編みしていきます。最後までみつ編みをする前にほぐしながら編んでいくのがコツです。
毛先をゴムで結んでから全体の毛束をほぐしてふんわりするように調整していきます。トップも忘れず毛束を細かく出しておきましょう。ちなみに、みつ編みの毛束ごとにお花のついたヘアピンをつければラプンツェル風になりますよ。

大人っぽくアレンジする場合は、最初にハーフアップで結んで、スカーフを細長くした状態で結び目の下にピンで固定します。このときに、結び目から遠くにとめないように注意しましょう。
固定できたらハーフアップで結んでいた髪を一度おろします。おろした髪と、サイドとスカーフをまとめた髪2束でみつ編みをしていきます。毛先まで結んでいったときに短めにスカーフも出るくらいの長さを保てるとかわいさが増します。この長さ調整が難しいですが、スカーフのサイズがちょうどいいものがあれば簡単にできますよ。

セミロングの方は、髪の毛より長めにスカーフが出てくると思います。長めに出てきたときは、毛先の部分でリボンにしたり、しっぽみたいに長めに結ぶんだりするのもかわいいですよ。
スカーフを入れているので、スプレーで固めるときにはスカーフにつき過ぎないようにしたり、あまり束をほぐしすぎないようにしたり、最後の調整では注意しましょう。

ポニーテールの紐アレンジ

最近人気の紐アレンジはとっても簡単!くるりんぱしてもいいですし、なしで普通のポニーテールにしてもかわいいです。
少し低めに結ぶのがポイントで、結んだあとにリボンや紐を何度も髪に巻きつけて長くしていきます。長めにしすぎると民族感が出てしまいますので、髪の長さの1/3くらいを目安に結んでいきましょう。
紐を二本重ねて結んだり、みつ編みにしてからりぼんを巻いていったり、気分で結ぶ紐を変えてみるのもおすすめです。トップはしっかり毛束を出してゆるくほぐしたほうが、こなれ感が出せますよ。
私は革紐を使うのがお気に入りです!試してみてくださいね!

楽ちんふんわりお団子

お団子は最短5分でできます!時間のない朝や、首元がおしゃれな服のときにおすすめです。
まず、頭の高いところでポニーテールを作ってからお団子を作っていくのですが、トップの高い位置に作るのがまず大変。難しいという方は、前かがみになって頭を下に向け、コームで襟足から頭の先に向けて束ねていきます。お辞儀しているようなイメージです。サイドも忘れずに整えたところで結ぶと、しっかり高い位置でポニーテールが作れますよ。崩れやすいという場合は、この時点で軽くスプレーを襟足にかけて固めておきましょう。
軽くみつ編みをしながら毛束を出していき、結び目のところに巻きつけます。あまりギュッとしすぎないようにしましょう。ピンを流れに沿ってさしてお団子を固定させます。
スカーフやリボンを団子の結び目のところに巻いて、リボン結びを斜めにするのがオススメ。インパクトも出せるのでシンプルな服にも合わせやすいですよ。印象に残りやすいヘアスタイルなのに簡単にできるので、ルーティン化確定です!